Be a Global Winner with Our Heritage: 世界で勝てる日本発のビューティーカンパニーを目指して
(VISION 2020を通じてみる日本企業に共通のHR課題)
株式会社資生堂
取締役 常務
チーフピープルオフィサー(CPO) 兼 チーフソーシャルバリュークリエイションオフィサー
青木 淳 様
VISION 2020の変革を体験して再認識したのは、人の潜在力。基本原理に則りながらも現場の創意工夫を引き出すこと、市場に近いところに権限委譲すること、そのためにはリーダーは率先して対話を誘い、アクションの決定を迅速に行い、実行をハンズオンでサポートする。ストレッチによる人の成長が会社の成長に貢献し、会社は人に再投資する、その好循環を創るのがリーダーたちとHRの使命。
個人の成長を促すパフォーマンス・マネジメント、組織能力・専門性を軸にしたキャリア・マネジメント、グローバルな適所適材を実現するタレント・マネジメント、イノベーションを起こすダイバーシティ&インクルージョン、これらを支える共通インフラの構築が今取組む課題です。
スピーカープロフィール
株式会社槇総合計画事務所にて建築家として11年間にわたり国内外のプロジェクトを主導、その後McKinsey & Companyに転じ、ヘルスケア、消費財、金融を中心にコンサルティング業務に9年間携わる。その後仏金融BNPパリバの保険会社カーディフをCEOとして日本で立ち上げ、ローン保証保険の新分野を確立。2011年よりパリに転じグローバル人事部門の立ち上げを担うが、その経験を活用すべく2014年11月より株式会社資生堂のVISION 2020にCPOとして参画し現在に至る。